東京ドイツ村

東京ドイツ村(とうきょうドイツむら)とは、千葉県袖ケ浦市にあるテーマパークである。通称ドイツ村。入場者数は年間約100万人以上。 冬季のイルミネーションは過去(2012-2018)、関東三大イルミネーションに認定されていた。
袖ケ浦市の土地区画整理事業で東急不動産が開発申請を行い、1999年に着工した。経営・運営は東急不動産および東急グループではなく、名阪観光グループの中核企業である明和興産が引き受け、同社により2001年3月8日にオープンした。
敷地面積は東京ドームの約19倍。 園内は芝生広場を中心にアミューズメントエリア・こども動物園・ワンちゃんランド(ドッグラン)・収穫体験の各エリアに分かれている。 場内にはドイツ料理やドイツビールを楽しめるレストラン・ショップがある。2018年の夏には、初のビアガーデンを実施した。
冬季のイルミネーションは規模が大きく、あしかがフラワーパーク(栃木県足利市)や江の島「湘南の宝石」(神奈川県藤沢市)とともに、夜景観光コンベンション・ビューローが認定する「関東三大イルミネーション」に2018年まで指定されていた。
所在地の袖ケ浦市は、隣の市原市を中心とする日本一のゴルフ場密集地帯(市原市はゴルフ場数が市内数で日本最多で、袖ケ浦市内及び市原市との市境を跨ぐゴルフ場も多数存在する)にあり、東京ドイツ村の敷地は元々、ゴルフ場の開発がバブル景気時に計画されていた。しかし、近隣にゴルフ場が林立する競合の激しさや、バブル崩壊後のゴルフ会員権の低迷によって、テーマパークに変更されて現在に至る。 園内にある若干数のゴルフのアトラクション(ホールインワンチャレンジやパターゴルフなど)はその名残であり、芝生の整備といったゴルフ場整備のノウハウは、施設の維持に活かされている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



<< 観光タクシーに戻る