両国国技館(りょうごくこくぎかん)は、日本の東京都墨田区横網一丁目にある大相撲の興行のための施設。公益財団法人日本相撲協会が所有している。
プロレス、ボクシングなどの格闘技の興行会場、その他のスポーツ競技の会場、ポピュラー音楽のライブ会場としても使用される。クラシック音楽のコンサートが開かれた事例もある。
なお「両国国技館」という呼称は日本相撲協会が一般向けに用いる通称であり[2]、同協会による正式な呼称は国技館である[3]。番付では、旧字体で國技館と表記している。
東京都江戸東京博物館(とうきょうとえどとうきょうはくぶつかん)は、東京都墨田区横網1-4-1にある東京都立の博物館。
JR両国駅から徒歩3分、国技館の隣に位置する。江戸・東京の歴史・文化に関わる資料を収集、保存、展示することを目的に、「江戸と東京の歴史や文化を伝える博物館」として平成5年(1993年)3月28日に開館した。
建物の設計は菊竹清訓で、地上7階、地下1階の鉄骨造構造。地上部分の高さは約62mで、江戸城の天守閣とほぼ同じである。隣接する国技館との調和を考え、高床式のユニークな構造の建物になっているが、東京下町の景観を損ねているとの批判もある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』